2018/05/13 中田敏行氏 【公営競技のスポーツビジネスの可能性と展望】

2018年5月13日実施
テーマ:公営競技はスポーツビジネス!?

本日のすごトークは「公営競技のスポーツビジネスの可能性と展望」をテーマに、公営競技ビジネスに長年携われている中田敏行さんにお越しいただきお話をいただきました。

公営競技の歴史や、日本の競馬:25場〔中央競馬(日本中央競馬会・JRA):10場、地方競馬(公営競馬):15場〕、競輪:43場、ボートレース(競艇):24場、オートレース:5場の現状や取り組みの話をいただきました。

そもそも公営競技に足を運ばれる人たちは年配層に偏り、イメージ的にもギャンブルや怖いという見方が強く、若者も足を運ばない現状に対して、現状の現場での取り組み事例や未来の展望など、参加者の意見も交わしつつ、面白い話しができました。未来のスポーツ産業の一矢になること間違いないですね。

◎公営競技は経産省の過去の資料による分類上ではスポーツビジネスに分類されています。
(狭義では民間分野のみとされていますが、広義では公営競技もスポーツビジネスに含む形)

◎公営競技とは
公営競技(こうえいきょうぎ)とは、公の機関が賭博(ギャンブル)として開催するプロフェッショナルスポーツの総称である。公営のスポーツベッティング(Sports betting)。日本国内での公営競技運営者以外のスポーツベッティングは日本の法律では禁止されている。
現在日本で開催されている公営競技は以下の4つであり、全国37都道府県に97場存在する。主催者は特殊法人である中央競馬を除くと、地方公共団体あるいは一部事務組合であるが、いずれも全国規模の統括組織があり(特殊法人または財団法人)、中央官庁の管轄である。中央競馬については、出資者が国であることから実質国営とみなし公営競技に含めない場合もある。
・日本の競馬:25場
  → 中央競馬(日本中央競馬会・JRA):10場
  → 地方競馬(公営競馬):15場
・競輪:43場
・ボートレース(競艇):24場
・オートレース:5場

◆中田敏行氏 プロフィール◆
 公営競技の開催運営業務及び投票・映像システムの開発・設計から保守まで行う公営競技の専門企業に一貫して勤務。
 地方自治体向けの営業や営業系管理部門を中心に、経理や人事も経験。現在は、開催運営業務を行う競走場の統括部署に所属し、受託案件のプレゼンテーション、業務効率化や売上向上策などのコンサルティング、開催運営業務の事業収支管理、投
票システムのリニューアル工事の導入支援など、競走場運営全般に関わる業務に従事。2017年12月より中小企業診断士として経産省に登録、2018年4月より地元自治体のスポーツ推進委員(非常勤地方公務員)に委嘱。今後は公営競技を含むスポーツビジネスを通じた地域活性化や地域スポーツ振興にも注力する予定。

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