2017/04/30 【教え子列伝】藤井靖弘さん 東京都北区役所 オリンピック・パラリンピック担当課 2017年より配属

藤井靖弘さん

小村さんの常にモチベーションを高く保つための声掛け、目標を達成するためのアドバイスを頂けたことが、2017年に念願のオリンピック・パラリンピック担当課への配属が決まった所以です。

私はサッカーをやるのも見るのも好きで、土日や平日の夜に自由な時間が欲しく単純な理由で役人になりました。しかし、入区当初のイベント企画の部署は良かったものの、その後に配属した部署は、正直やりがいがなく、達成感もなく、面白くなく、役人を辞めようと思うようになり路頭に迷っていました。そんな時に、小村さんと出会いました。小村さんから想定外のことをアドバイスされました。それはその時の私は考えもつかなかった内部で動くという案でした。辞めて民間のスポーツ会社を目指すのではなく、せっかく役人になったのであれば、東京五輪も決まった時期であったので、必ずオリンピック・パラリンピック課が立ち上がるはず。そこに配属できるように内部で率先的にスポーツ系のイベントの手伝いをしたり、PRしながら配属希望を出し続けろと言われました。

そして、2017年、今年、2年越しで希望を叶えることができました。このように小村さんは、その人にベストな選択肢をたくさん用意してくれます。そして、強味だけではなく弱い部分も向き合い、目標を明確にしてくれます。またスポーツ業界との人脈作りを積極的に支援してくれるので、アグレッシブじゃない人にもオススメです。
東京都北区にはオリンピックセンターがありますが、東京五輪の競技施設はありません。私はそのような地だからこそ、たくさんの方々にお越しいただけるような仕掛けを役人という立場でつくっていきたいと思います。

<小村コメント>
藤井くんと初めて話した時に、公務員を捨ててスポーツ系の仕事に就きたいという勢いすごい訴えを受けたのを覚えています。まぁまぁ冷静にということで、話を聞くと、特に具体的になにがしたいというのではなく、今の現状に刺激がなく、単純にスポーツと言っているだけとわかりました。
私から見ると公務員になるのも大変だと思うわけで、隣の芝生はキレイに見えるわけで。そこで、当時は東京五輪が決まったばかりだったこともあり、選択肢を増やしてあげるために、内部で動く術を伝授しましたね。そして、ついに今年念願のポジションです。やり方の工夫によっては希望が叶うわけですね。二年間腐らずに貪欲に取り組んだことが希望に繋がったのだと思います。これからは行政の立場でスポーツを盛り上げていきましょう。

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