2017/04/21 【教え子列伝】豊川 遼さん 韓国・台湾野球専門ライター → MLB中継番組製作会社(外資系)正社員
豊川 遼さん
プロ野球のデータ入力 兼 フリーランスライター(ベースボールチャンネル他)→ MLB中継番組製作会社(外資系)正社員
小村さんとは2014年からのお付き合いです。とことん1人1人に真剣にぶつかり、寄り添う人です。
小村さんとの思い出はありすぎて選べません。ただ言えるのは、小村さんは本気でスポーツ業界に行くという夢を実現のために本気で向き合い、導いてくれる方。秘めている情熱を小村さんにぶつけることが第一歩です。
私は2017年今年、念願だったスポーツ業界入り(正社員)できたが、理想と現実のギャップに苦しんでいます。しかし、行動した結果が希望の実現につながり、誇りに思う場でもあります。
<小村コメント>
豊川君は本当に良い意味のヘンタイ(形容詞)です。まず10か国くらいの語学力があるのがスゴイのですが、日本語を含めて全て中途半端。会話程度はできるけど日本語含めて全部極めきれてない。でも、その能力、何かに使えないだろうかと考えて、プレゼン発表の時に、野球観戦中に隣りに外国人が座ってもお話しできる10か国語ブックというのをやりましたね。そしたら審査員でお越しいただいていたスポーツライターの広尾晃さんに見初められ、台湾に一緒に連れていってもらいましたね。これがきっかけでライターになりたいと相談がありましたが、やるなら普通の国内のライターやっても厳しいのだから、台湾野球や韓国野球のように情報が日本に入ってこない分野を極めろとアドバイスしたところ、本気で取り組み、単身、台湾や韓国、まさかのインド(協会からオファー)などに行ってましたね。台湾では日本人一人しかいないイベントに参加していたので逆に現地メディアに取材されていましたね。そんなところが本当にヘンタイ(形容詞)。記事もヤフートップニュースに掲載されるなど、ニッチな記事でも取り上げられましたね。
2016年秋頃に小島克典さんから韓国の中継番組製作会社が日本法人を起ち上げる際においての社員候補はいないかと相談され、真っ先に頭に浮かんだのが豊川君でした。ライターだけでは食べていけない現状、ましてやニッチすぎる方向に導いてしまった私の引っかかりもあり、それはそれで継続しつつも、そろそろ正社員として会社に入れたいという親心的な意味もあり連絡しましたね。候補者は他にもいましたが、先方は明後日には日本を離れるという短期決戦で、唯一たまたま面談ができたのも豊川君だけでしたね。こういうタイミングを逸しないところも才能ですね。私と小島さんのプッシュもあって、また韓国語も喋れて韓国野球にも精通しているという得意技もマッチして即採用。でも、そもそも会社勤めの経験も番組製作に携わったこともない豊川君は最初の試用期間でアップアップで、大丈夫かなという状況もありましたが乗り越えましたね。これからが楽しみです。
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